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宝塚星組公演「スカーレット・ピンパーネル」 [観劇]

宝塚星組公演を観てきました。(立見)
2公演抜けて、大劇場4ヶ月ぶりです。
今回も、観ない方に半分傾いていたのですが(トップコンビが苦手)、チケットがわりと売れていて、「観られないかも」と思ったら観たくなって。(目当てはショーヴラン、礼真琴さんとマリー、有沙瞳さん)

感想は、予想通り(?)だめでした。良いところもあったが、その良いところと嫌なところの差が大きすぎて、物語が成り立たないというか、いびつな形に見えて、心地悪かった。

良かったのは、やっぱりショーヴラン、礼さん。嫌なのは主役のパーシー、マルグリット。
主役のパーシーが、愛と正義の側なのに、ショーヴランの方に(悪役なのに)それを感じるところがあった。

パーシーの紅さん。歌はほとんどスルー。演技もせりふと表情や抑揚の付け方が、ちぐはぐな感じで、観ていてしんどかった。
マルグリットの綺咲さんは、きついところばかり目立って、感情移入できなかった。
歌は良くなっていたけど、伝わってくるものが自分にはないのだ。

ショーヴランの礼さんがすごく良かった。初演の柚希さんより好きだ。
ここはこういう場面だったのだ、という発見がいくつもあった。印象に残ったのは、マルグリットのことを想って歌う「君はどこに」
柚希さんの時は、ショーヴランの場面の中で一番どうでもいい(?)場面に思えたのだが、礼さんだと、パーシーよりマルグリットを想う気持ちが伝わってくるようで、人物像が広がった。(革命側に味方しそうにも)
自分の信念も、ショーヴランの方がずっとあると感じられるのだ。

パーシーの方がいい加減で頭が悪い人間に見える。バカを装っているが本当は切れ者というより、この人には助けられないだろうとさえ思えてくる。(アドリブでショーヴランをからかう場面とか、素でやっているようにも見えて嫌だった)。

他のピンパーネル団のメンバーも、パーシーに合わせているからか、軽く見えた。(アンドリューは初演の涼さんより強く見えた)
王宮の舞踏会の衣装(ピンパーネル団)も趣味が悪すぎて、ショーヴランの「こんな虚栄はいつか滅びる」という言葉に、また共感しそうになった。

メンバーで良かったのはアルマン。彼が一番任務を果たしているというか(心情の部分で)、ピンパーネル団に見えた。
アルマンの恋人、マリーも良かった。初演ではアルマンがマリーに秘密を打ち明ける設定に、少し違和感みたいなものもあったのだが、有沙さんのマリーは、頼りになるというか、アルマンを支えているのが自然に見えた。
主役二人と対比になっているのかと初めて気付いた。(愛情と信頼という点ではこちらの方が主役にさえ見えそう)。

あと、初演より良かったのは、マルグリットの友人の令嬢たち。ピンパーネルの噂をする歌は、歌詞がクリアで聴きやすかった。マルグリットよりかわいいし魅力的で、こちらの方へ目が行った。
靴屋のシモンもわりと良かった。

サン・シール侯爵、ショーヴランの部下のメルシェ、クーポー、王宮の侍従とか脇役(端役)の一人みたいに思っていたが、随分違うというか影響力があるというのを知った。(初演の方が良い)

ロベスピエールは出番が増えていたが、ショーヴランより上の人というか、権力者に見えなかった。

配役が違うと、作品自体違うものに見えることは、何度か観たが、今回もいろいろ発見があって、ある意味おもしろかったです。


ちなみに初演(星組)で良いのは、ひいき目なしで、パーシー。次はマルグリット、ジェサップ、ジャンヌの順です。
ジェサップは脇役でせりふもないのに、表情や動作が本物の執事に見えて、印象に残りました。

再演(月組)は実力が安定した霧矢さん主演で、確かS席で観たのに、どうして?と思うぐらい入っていけなかった。ショーヴランの役替わりさえ、誰を観たのか覚えていない有様です。


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