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映画感想 2017年 [ドラマ・映画]

観た映画(レンタルDVD)の感想です。
久しぶりの韓国映画に感動しました。(ぜひ観てほしい)


「トガニ 幼き瞳の告発」   2011年 


出演者   コン・ユ   チョン・ユミ


トガニ 幼き瞳の告発 (オリジナル・バージョン) [DVD]

トガニ 幼き瞳の告発 (オリジナル・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


2012年に、何かで読んで気になったのか、タイトルだけ書きとめていました。
ピックアップとして陳列してあったので、思い出したのでした。

ある聴覚障害者の学校で2005年に起きた実話(性的虐待事件)を再構成した映画だそうです。

内容が内容だけに観るのがかなりつらかった。虐待されただけでも悲惨なのに、裁判によって二次虐待(?)されるみたいなのがやりきれない。
それだけにすごく重いものが残る、忘れられなくなる映画だった。

(以下少しネタばれ)



映画そのものの出来としても良いと思う。演技が(演出が)リアリティありすぎて怖かった。
大人の女性でもこんな状況だったら怖い場面があったり。

わりとすぐに裁判になるので観やすかったし、人物の心理がよく描けていて、構成のバランスが取れている。
被害者の子どもが双子の校長を見分ける場面が良かったし、救いだった。

決定的な証拠があるのに、買収される現実を観たようで、悲しさと怒りに胸がつぶれた。
この映画が作られたのは(告発の意味で)本当に良かったと思いました。

最後に印象に残った言葉を

主人公が言うヘレン・ケラーの言葉
「世界で一番美しくて大切なものは 聞くことも見ることもできません 心でしか感じられないものなのです」

主人公と共に闘う人権センターの女性の言葉
「私たちの闘いは世界を変えるためでなく 世界が私たちを変えないようにするためだと」



「ただ君だけ」   2011年

出演者   ソ・ジソブ   ハン・ヒョジュ


ただ君だけ DVD

ただ君だけ DVD

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


 
これは上記の「トガニ」に入っていた宣伝映画で見たと思うのですが、興味をひかれました。
タイトルはうろ覚えだったのですが、後日、意識しないで洋画の旧作コーナーを見ていたら、タイトルが目に飛び込んできて思い出したのです。
格闘技(ボクシング)が入っていたようで、苦手なところもあるかと思ったのですが、孤独な者同士の恋愛ドラマは、やっぱり観たかった。

出会いの場面が変わっていて、最初から興味をひかれた。
チョルミンはアルバイトの駐車場の清算所で、そこのおじいさんの話相手に来ていたジョンファに出会う。
ジョンファは目が不自由で、おじいさんだと思って話しかけるが、(おじいさんは辞めて)別人だとわかって帰ろうとする。
でも、ちょうど雨が降っているし、狭い個室で、二人でテレビ(ドラマ)を見ることになる。

目が不自由な人のマイナスよりプラス面の演出が良かった。
ジョンファは目が見えなくても、声だけでドラマを楽しめたり、画面の様子など尋ねたりする。
見えない分、嗅覚に敏感で、チョルミンの靴が変わったこともわかる。
チョルミンも、目を閉じて、彼女が来る気配を感じようとしたりする。

ジョンファは、触れることでチョルミンを確かめたり、コンサートへ行って音楽を聞いたり、食事をする。言葉以外のコミュニケーションがいっぱいで、心に入ってくる。
他にも、背景の雨や水の音、犬の鳴き声、「石」の使い方など、印象に残って、効果的。
もちろんせりふも良くて、少ない言葉でも内容がある。
二人の距離が縮まっていくのがすごく自然で、感情移入できる。

それだけに、後半が心配で、観るのがつらいみたいな躊躇があった。少女漫画で見たことがあるような、悲劇じゃないかと予想していたのだ。
でも、ラスト10分は涙ぼろぼろ。

ドラマも映像も、光と影のコントラストがいい。二人の場面がきれいだし(こういうのが本物のラブシーンだと思える)、はらはらどきどきもした。
あと、やっぱり人物像と演技が良い。
久しぶりに感動した映画でした。


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