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宝塚花組公演「邪馬台国の風」「Santé!!―最高級ワインをあなたに―」 [観劇]

宝塚花組公演を観てきました。
最近、仕事が忙しかったり、楽しめなくなったりで、前回(雪組)行きそびれたので、今回(当日B席)観れて良かったです。

今回の目的はやっぱり新娘役トップの仙名さんと明日海さんとのコンビ。それから中村暁先生の芝居作品。(芝居)作品数が少ないし、それもあまり芳しい評価でないのが、かえって興味があって。(自分が観たのは2010年「麗しのサブリナ」以来だが、覚えていない)。


感想は、観れないことはないし、話もわかる。
でも、何か盛り上がらない。人物像が薄く物足りない。何となく終わった、という感じかな。

暗転が多く、場面のつながりが悪いような。最初の方、狗奴国の兵士にタケヒコの師匠が殺されるけど、舞台上に放置されたまま、兵士たちが銀橋で歌うのが気になって仕方なかった。
殺される理由というのもよくわからない。利用価値があって連れ出そうとしたと思うのに、拒否しただけで簡単に殺される。

それでタケヒコは自分の宿命に向かって歩き出すのだけど、それは邪馬台国を守ること?海の向こうへ行くとか最初に言っていたのもどういう目的?

マナは神の声を聞く力があって邪馬台国の巫女になるというのはわかるが、それから大巫女に認められて女王になるというのが、あまりに簡単すぎてびっくりした。そんな重責を負うのに葛藤や心情が全く描かれていない。(背景的なものも)

タケヒコのマナに対する思いもよくわからない。寝所に人目を忍んで会いに行くというのも考えがなさすぎると思うし、そうして、いきなりのラブシーンに唐突感や恥ずかしさがあってせりふをよく聞けなかった。マナのことを想っているけど、女王だからとわかっている、あきらめている感じに思えた。(だったらどうして会いに行ったのか?)

タケヒコは女王と会っていた男ということで詰問されるけど、重大なことだと思うのに、正式な場というより、世間話のように(場所も)最初はされていたような?
捕えられて、仲間に助けられるけど、あまりドラマがない。

熱湯に手を入れる儀式(盟神探湯 くがたち)というのが最初にタケヒコの師匠との話で出てきて、ポイントの話になっているのは良かったけど、もう少し描いてほしかったかな。(これも安易に思えた)。

マナは神の声を聞く力を失ったので処刑されることになるが、力の復活でまた女王になる。
マナが力を失ったのはタケヒコに対する想いから?みたいな描写も見たかった。

全体的にも感情のドラマがほとんど見えなかった。(自分の理解力のなさ?)
脇役の恋愛も、フルドリはイサカが好きで(フルドリも誰かに想われていた)、イサカはタケヒコが好きで、というのも何となく描かれているのに、そのまま何もなくて。(だから良い?)

物足りなさはあるけど、衣装や雰囲気はわりと好きだし、出演者も良かった。こういう作品もあっていいかな。(宝塚のフランス物の多さにうんざりしてきたのだ)



ショーは苦手な藤井先生だが、今回はわりと良かったかな。
最初の方は、いつもの、アップテンポでノリまくる感じだったけど、中盤あたりから場面数も多く、ワンパターンでなく、バラエティがあったように思う。

結構歌える人が多いのに、驚いた。
美穂圭子さんの歌に大満足。音くり寿さんの歌の貫禄にびっくり。

芝居、ショー共、久しぶりの宝塚らしい作品でした。


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